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jmz's blog

いろいろなまとめ

Ogaki Mini Maker Faire 2016 に行ってきたよ

下記にある「酵母の仕事具合監視装置」の展示のために大垣に行ってきました。
酵母の仕事具合監視装置 - jmz's blog
展示内容は記事を読んでもらうとして、ここでは自分が見てきた面白いものをレポートしたいと思います。

ニコニコ猟友会

f:id:jmz:20161203102217j:plain 野尻先生の狩猟の話が聞けました。ハンターマップも面白かったです。鹿の頭蓋骨の精密さも驚きましたし、元気に発酵を続けているどぶr…甘酒も興味深かったです。

ANIPOV

f:id:jmz:20161203111606j:plain ホイールに文字が浮かび上がるANIPOVに新作が発表されていました。今回は扇風機のファンが光る!的な。実用になったら面白そうです。こんな扇風機があったら楽しそう。

YukkuriCut

f:id:jmz:20161203112551j:plain 発泡スチロール用の電熱線でアクリル板も切れる!という素敵な夢のような製品。カットしたアクリルの切断面も美しかったし、これなら家庭に一台あると便利ですね。自分でもDIYできないか設計してみたいと思います。

RasPSION

f:id:jmz:20161203114453j:plain f:id:jmz:20161204095228j:plain 懐かしの名機、デザインがかっこよくて憧れだったPISONをRaspberryPiを使って再現した作品。なかなかのお値段でしたが結構売れていた模様。

ハンズフリーインターフェイス

f:id:jmz:20161203154706j:plain これは実際に試させてもらいました。咀嚼筋を筋電位センサーで拾ってコントロールするんですが、喋りながらでも使えるのと、あっという間に使い方が習得できるという、コメカミ付近の筋肉って優秀ですね。インジケーターを見ながら練習できるのも簡単でよかったです。これは実用になりそう。

Little Dome Projector

f:id:jmz:20161203195347j:plain 円形スクリーンにフィルムを挿入して表示する機器ですが、差し込む時のアナログ感覚など、とても面白かったです。 「ジャム瓶の中の世界」の派生版ですね。

Arduinoで制御する蛍光表示管(VFD)時計

f:id:jmz:20161204094824j:plain 真空管の中に浮かび上がる青い文字。ニキシー管よりは新しいですが、そろそろロストテクノロジーになりそうなガジェットを手のひらサイズに再現してました。これは買えばよかったかな。卓上時計としてかっこいい。

替え芯ケース改造

f:id:jmz:20161204095028j:plain フリスクケースを改造してパッケージにする人は多いですが、こちらでは替え芯ケース内に回路や電池を入れてます。改造のコツなどが冊子になっていたので興味深く読ませていただきました。

FPGAで画像処理

f:id:jmz:20161204095258j:plain 他にもFPGAを使っている人もいましたし、FPGAがぐっと身近になっている…のかもしれません。まだちょっとハードル高いですけどね。

中の人が操作中

f:id:jmz:20161204113704j:plain Thetaで全周動画を送り、Oculusで眺めながら操作しているそうです。ここに本人が来なくても参加できますね!すぐ近くのブースで操作していましたが、世界のどこからでも参加できるガジェットになってました。

超音波浮遊装置

http://ommf.iamas.ac.jp/makers/125
隣のブースでしたが自分も興味津々で何度も話を聞かせていただきました。 何かに使えないかな〜。ちなみに、展示のタイトルは珈琲工学研究会なので食関係のコーナーに配置されてましたが、どれも珈琲に関係なしw

また参加したいぐらい楽しかったです。来年のMaker Faire Tokyoの日程も発表になったようですし、また何か作って持って行こうっと。(その前に今のガジェットの完成をw)

おまけ

レポートまとめ

Ogaki Mini Maker Faire 2016行ってきた!
全然見てない展示もいっぱいあって…orz まだまだ見きれなかった模様。音響系とか回れなかったな〜。

japanese.engadget.com

Maker Faireに関するブログ記事まとめ
はてなのまとめもありました。

酵母の仕事具合監視装置

今回作ったもの

麦汁の発酵具合を遠隔監視したいので、そのための装置を作った。

f:id:jmz:20160703124644j:plain

麦汁は以下の動画のように作っている。

このように作った麦汁を長期間(1週間以上)衛生的に(雑菌が混入しない状況)一定温度(20℃前後)で管理しなければならない。

課題

発酵の進み具合を監視するため、温度とアルコールの度数を確認したいのだが、毎日開け閉めすると衛生的ではない。また、温度を測ったり、糖度を測るサンプリングは一日一回程度で、細かい変化を見ることができない。

課題その2

上記でサラリと触れたが、アルコールの度数を知りたいのだが、直接測定することは大変。センサーもない。

  • CO2を測定
    酵母が糖をアルコールに変える際に同時に発生するCO2を測定する方法がある。これは先行者がいる。→

The BeerBug

www.kickstarter.com

www.housedillon.com

I made a fermentation monitor
imgur.com

これらの方法は完全密閉タイプの発酵容器でしか使えない。応用範囲が狭い。そこで自分は投げ込み式のセンサー群とした。

  • 質量を測定
    CO2は大気中に放出されるため麦汁の質量が減る。その質量変化を測定して判断することは可能。しかし、長期間秤値がドリフトしないで測定を続けることは困難。一定時間ごとにゼロ点補正をするなどメカ的要素が必要になる。

  • 糖度を測定
    光学式糖度計など安易に測定することはできる。だが、デジタルデータにすることは困難。良いセンサーを見つけられなかった。

  • 比重を測定
    今回実施したのはこの方法。比重計の変位をマグネットとホールセンサで測定してデジタルデータとして測定した。

機器の構成

  • EPS-WROOM-02
    wifiが付いてるArduinoとして大活躍。DeepSleepから10分に一度起動してwifi接続、センサー値をサーバに送ってまたDeepSleepという動作を繰り返す。

  • 3端子レギュレータ
    3.6Vバッテリー * 2から7.2Vを作り、それから3.3V(Arduino用)と5V(ホールセンサ用)を生成。1000mAhで1週間以上持つことを確認。

  • ホールセンサ
    磁力を電圧で出力してくる。分圧回路で1Vに変換してEPS8266の唯一あるA/D変換できるポートへ入れる。

  • 温度センサ
    I2Cの簡易のもの。

測定データの管理

f:id:jmz:20161202132924j:plain 測定データはwifiを通じて自前サーバに送られ、サーバでグラフ化して監視できるようにした。
最近はグラフ化してくれるサービスもあるので、そちらに直接送る方が楽かも。

今後の予定

比重計の中に組み込んで一体型を3Dプリンタで作れないか、設計中。

Maker Faire Tokyo 2016 に行ってきたよ

とりあえず、その時の詳細写真でも。 f:id:jmz:20160807175413j:plain

展示には色々苦労しました。
実際の使用環境とは違うメスシリンダーの状態での展示だったため、なにをしているのかの説明を一からしないといけませんでした。 そのため、実際に使用しているところの画像をiPadに入れて説明したり、そもそもの醸造の方法を動画で流したり、常に喋り続ける感じでした。ポスターセッションのように読めば分かるように資料を準備すればよかった。

説明に使った画像の一部を紹介

f:id:jmz:20160702153554j:plain 恒温状態にするために浴槽にバケツを入れているのですが、この画像は受けました。醸造中1週間はバケツに浴槽を奪われます。

f:id:jmz:20160702153602j:plain バケツの中にセンサー群が入った滅菌済みのタッパーを投入。重心バランスが悪いとひっくり返りそうで大変。バッテリー位置が超大事でした。
あとは定期的にデータを送信しつづけてくれるので、基本放置で大丈夫です。

f:id:jmz:20160703124644j:plain 醸造が進むとこのように二酸化炭素の泡にまみれていたりします。液温がちゃんと拾えているか、要調査のポイントです。

…やっぱりちゃんとまとめないとダメですね。
作ったものについて詳細記事を別途作成します。